東京都昭島市の保険代理店である株式会社ミライエ(以下、ミライエ)のオフィスでリノベーションを行いました。
ハード面のサステイナブルマテリアルだけでなく、ソフト面のスタッフの働き方やモチベーションまでこだわり、ミライエ代表の村野さんとお打合せを重ね、お引き渡しまで併走いたしました。
オーナー様の思い
コロナウイルス感染拡大前よりお話をいただいていた今回のリノベーション。
代表の村野さんから、コロナ禍におけるオフィスのあり方だけでなく、防災や減災、自然環境にもしっかり配慮したサステイナブルなオフィスのあり方が必要である、とお話をいただきリノベーションがスタートしました。
ミライエ代表である村野さんのインタビューはこちら
※村山建設サイトに遷移します
以下、インタビュー記事を抜粋した、今回のリノベーションのポイント。
・感染症予防対策のためオフィス内の密を防ぐためにフリーアドレスが可能なレイアウト
・オンライン会議が可能な会議室の設置
・SDGs推進企業として、ハード面での取り組み
・防災、減災対策も考慮したキャビネットの廃止、書類のペーパーレス化、電子管理
施工におけるポイント
・感染症予防対策のためオフィス内の密を防ぐためにフリーアドレスが可能なレイアウト
従来の固定席のレイアウトから、フリーアドレスに変更しています。
・オンライン会議が可能な会議室の設置
従前の会議室よりスペースは縮小されている一方で、大きなモニターを中央に設置し、オンライン会議を基本として、社内打合せや商談ができるように。

・SDGs推進企業として、ハード面での取り組み
接客スペースには、長野県の山翠舎(見学レポートはこちら)の古木を用いたり、多摩地域の企業として、檜原村の多摩産材(杉材)を用いることで循環や地産地消を表現しています。

・防災、減災対策も考慮したキャビネットの廃止、書類のペーパーレス化、電子管理
災害時に高身長な什器の転倒リスクを抑えるために、キャビネットは廃止しました。
必要最小限の書類やパンフレットのみを残し、基本的には書類の電子管理を促進し、ペーパーレス化を本格的に始めています。

私たちが考えるオフィスのあり方
いわゆるコロナ禍と言われ早半年が経過しました。
ワーカー達の密な環境、不用意な接触を避けるため、オンライン会議やオンライン商談、テレワークなどあらゆる変化があり、オフィスのあり方も変容してきています。
中にはオフィスを持たない企業や縮小移転を進める企業もあり、企業としてもオフィスというハード面の機能についても対策が求められています。
めぐる工務店PROJECTはワーカーの働き方やオフィスのあり方のサステイナビリティとして、自然環境への配慮だけでなく、コロナウイルスをはじめとする感染症のリスクも考慮し、ワーカーの健康やウェルビーイングにも配慮した空間提案や空間づくりを行っています。
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